なぜ今、PDLLAなのか?― スキンブースターが“次のフェーズ”に入った理由 ―
- contact77720
- 3 日前
- 読了時間: 3分
ここ数年で、スキンブースターの考え方は大きく変わりました。かつて主流だったのは、ヒアルロン酸(HA)による保湿と即時的なツヤ出し。しかし現在、そしてこれからの美容医療の中心にあるのは、**「肌をどう育てるか」「どれだけ自然に、長く良い状態を保てるか」**という視点です。
その流れの中で、今あらためて注目を集めているのが PDLLA です。

1. 「埋める」から「育てる」へ
PDLLA(Poly-D,L-Lactic Acid)は、ボリュームを直接補う製剤ではなく、線維芽細胞を刺激し、コラーゲン生成を促すバイオスティミュレーターです。
これは、美容医療の価値観そのものが「不足を足す治療」から「肌の自己再生力を引き出す治療」へ移行していることを象徴しています。
患者が求めているのは、
不自然な変化
一時的なボリューム
ではなく、**「いつの間にか肌がきれいになった」**という結果です。PDLLAは、そのニーズと非常に相性の良い製剤と言えます。

2. 予防美容の時代にフィットする製剤
特にアジア、なかでも韓国では、20〜30代の若年層が「老化してから治す」のではなく、**老化を遅らせるための“予防的施術”**を積極的に取り入れています。
この世代にとって重要なのは、
毛穴
キメ
ハリ
肌の厚み
といった肌質そのもののクオリティ。
PDLLAは、強いボリューム変化を起こさず、時間をかけて肌構造を底上げできるため、「やりすぎ感」を嫌う若年層にも受け入れられやすいのが特徴です。

3. HAとのハイブリッドで“弱点”を補完
PDLLAがここまで広がった背景には、HAとのハイブリッド製剤の登場も大きく関係しています。

HA:即時的な保湿・ふっくら感
PDLLA:数週〜数か月かけたコラーゲン生成
この組み合わせにより、**「すぐに実感できる満足感」と「長期的な変化」**を同時に設計できるようになりました。
結果として、患者満足度・継続率・カウンセリングのしやすさすべての面でバランスの取れた選択肢になっています。

4. “肌質改善専用”としての立ち位置
PLLAやPCLが、主に「構造的なたるみ」「輪郭形成」に使われる一方で、PDLLAはより表層寄りの肌質改善にフォーカスされています。
そのため、
顔全体の質感改善
毛穴や小ジワ
軽度のハリ・厚み不足
首、目周り、デコルテなどの繊細な部位
といった領域で、非常に使いやすいポジションを確立しています。


5. 今後のスタンダードになる理由
PDLLAが「一過性のトレンド」で終わらない理由は明確です。
生体適合性が高い
ナチュラルな結果
他施術との組み合わせがしやすい
患者の価値観(自然・長期・低侵襲)と一致している
これらはすべて、今後の美容医療が向かう方向性そのものです。
まとめ:PDLLAは“時代の答え”
なぜ今PDLLAなのか?それは、PDLLAが
予防美容
肌質重視
ナチュラル志向
長期的視点
という、現在の美容医療のキーワードをすべて内包している製剤だからです。
「派手ではないが、確実に差が出る」PDLLAは、そんな治療を求める時代における、非常に現実的で、完成度の高い選択肢と言えるでしょう。






コメント